ヒメハゼ Favonigobius gymnauchen  スズキ目ハゼ科
 全長:8cm
 採集・購入時の全長:2~5cmcm
 飼育数:10程度
 餌やり:楽
 性格:やや攻撃的

 

年中見られるかも

 ヒメハゼは上から見ると頭でっかちで、後ろで急に細くなるのが特徴だろう。また、警戒色や婚姻色で頬が黒くなる。近場で唯一、年中安定して見られる魚である。ただある程度大きさの変化はあり、大きいものは5cmになった。餌を入れると大きくても貪欲に食べ、水槽に入れた当日に食べることもあった。水面まで来ることもあったが、通常は餌をとるとすぐに底に戻ろうとする。小さいものは魚を入れるというよりカニを入れる感覚だったが、底生魚にはやや攻撃的で同格のネズッポなど危険である。大きいと中層魚、それも自分より大きいものも噛む恐れ知らずとなる。弱い魚でなければ問題ないが、背鰭の条が伸びるオスなどなかなか観賞価値があるだけに計画的に持ち帰りたい。

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