シロギス Sillago japonica スズキ目キス科
全長:30cm
採集・購入時の全長:4.5cm
飼育数:2
餌やり:少し楽
性格:大人しい
画像個体の全長:4.5cm
混泳は同族と鈍い魚限定で
シロギス釣りでは外道にヒイラギやネズッポ類がいるが、どれもおとなしく小さめで汚染に弱くなく、人工飼料に餌付くという共通点がある。ただしネズッポ類以外は外傷に弱く生かして持ち帰るのが難しめで、1匹でいると落ち着きにくいのが難点。シロギスだけは小さいものが晩夏~秋の夜の浅瀬でよく見られ、入手機会は十分だった。捕まえるのが難しく、1匹では、もしくは大きい魚がいると臆病でなかなか餌を食べない。それほど大きな餌は食べられないのに小さい餌は食べない。野外では的確に逃げるのに水槽ではヤドカリ(?)に尾びれを食べられてしまった。小さめの水槽で餌付けをすることが必要だろう。
その後買ったときは、狭いところに刺さって呼吸できなくなり死んでいた。別の店で買ったモトギスらしい個体も、餌食いは良かったのだが弱って死んでいた。こちらは恐らく混泳していたボラの仲間がよくぶつかるためである。キスが相当大きいのでない限り、ボラの仲間と一緒にしてはならない。同族の他に混泳できるのは比較的鈍い魚に限られるだろう。