テッポウエビ Alpheus brevicristatus
 イソテッポウエビ Alpheus lobidens  十脚目テッポウエビ科
 体長:6cm、2.5cm
 採集・購入時の体長:テッポウエビ3cm、3.5cm、イソテッポウエビ2cm
 飼育数:2、1
 餌やり:楽
 性格:一応大人しい

 

鉄砲は威力不足?

 最初に持ち帰った生き物の一つが、イソテッポウエビであった(正確には数種が含まれる)。赤く見慣れない生物で、シャコの子供に見えた。テッポウエビ類のわりに音を出さないと思ったがちゃんと出すようになった。後述のテッポウエビが食べられやすいわりにイソテッポウエビは無事であった。小さい種のためか大きくなっていないが。

 テッポウエビは大きなハサミからの衝撃波で魚を気絶させ食べる・・・と聞いていたが、それは間違いのようである。実際は安全に魚と混泳できるようであり、むしろやたら食べられやすい。脱皮の後に自分より小さいカニやエビに食べられた。大きいから隙間にいられないのだろうか。隠れてばかりいるが、巣の近くで見ることもよくある。テッポウエビは大きいからか遠出することも多い。衝撃波はそこまで強くなく、カニはいやがる程度で大きいと無効だった。しかし無害なわけではなく、連続で受けるとアナジャコやヤマトオサガニが死んだ。底生生物が近寄らなければ無害で、あとは砂を巻き上げて地形を変化させるのが悩み。これはいつまでもくり返すので、砂が浅ければよい。餌は通常のエビと同様雑多なものを食べ、有効な掃除屋である。

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