ギンユゴイ　Kuhlia mugil　　スズキ目ユゴイ科
　全長：２０ｃｍ
　採集・購入時の全長：２．６ｃｍ
　飼育数：１
　餌やり：少し楽
　性格：大人しい（姿が似る魚にはやや攻撃的）

　画像個体の全長：２．６ｃｍ

　

マグロのような中型魚

　ユゴイの仲間は通常淡水～汽水で生きるのだが、ギンユゴイは海生である。体色は銀色中心で、尾鰭の白黒がアクセントになっている。成長するとわかりやすいが、さらに背中にはサバのような青緑色の細い模様がある。日本本土でも成魚がときどき現れるようだが、熱帯に多い。幼魚は所によっては多く見られ、私が捕まえた時も数匹見られた。夜でも日中のように逃げ、水面をキープする１匹を運良く採集できた。同種が半端な数いると攻撃するらしいのと、成長が早いことが有名だから１匹を持ち帰るつもりだったが。

　やや小型、丈夫、基本大人しい、餌がわりと楽、色彩や動きが綺麗と飼育向きの要素が多く、そこそこ人気。水槽に入れてすぐ餌を食べるという性質もあるようで、人工餌をすぐ食べたりしばらく食べなかったりするが、今回はすぐに食べた。以前にショップで見ていたように、やや似ているボラ類に突撃することはあるが問題ない範囲。そのシルエットや動きがマグロに似ており、ミニマグロを飼っている感覚を味わえる。


成長速度（通常１ヶ月ごとに計測、大きさ単位はｃｍ）

ギンユゴイ１　　２．６　→３．７　→４．５　→５．７　一部期間薬浴のため餌少ない