ムラソイ Sebastes pachycephalus
カサゴ目フサカサゴ科
全長:30cm
採集・購入時の全長:2.7cm、3cm、3.8cm
飼育数:3
餌やり:少し楽
性格:一応大人しい
温帯性のソイ
和名にソイとつく種の中では南寄りにいるらしい。確かに水温27℃でもふつうに動いていたし、28℃でもふつうに動いてはいるという情報が1件ある。幼魚と、10cm近い若魚サイズのものを入手できた。大きいものはメイン水槽には飼育魚の関係で入れられず、狭いところに入れていたせいでまともに飼育できず死んでしまった。その後、同サイズのカサゴは楽に飼育できたため、計画的にやれば飼育できるであろう。
幼魚の飼育情報が少しあり、普通はすぐ人工飼料を食べるようになるようである。3日でむきエビ、4日で人工飼料を食べた。ちゃんと飼育できた3cmの個体では、金魚の餌を食べるが1分ほど後でみんな吐くという、たちの悪い習性が見られた。幸い飽食するタイプだったので、先にムラソイが隠れ家に帰ってからメバルに金魚の餌をやることができた。好物はフレーク餌とザリガニのエサで、慣れると水面で食べた。メバルも混泳に問題ないがムラソイは全く悪さをせず、こちらを選ぶ方がいいこともあるだろう。ただしカサゴ系統を多くしたら同士で競合すると思うし、小魚を食べる性質は同じ。